My Break! Times 第073回 歯を大切にすることで、あなたの最後の10年が決まるんです!

本日、11月8日は「118:いい歯」の日なんです♪

みなさん歯を大切にしていますか?
大人になった歯は、みなさんご存知の通り「一生モノ」です!

今、60歳以上の方の楽しみは「食べること」が上位に上がってきています。
定年退職後の有り余った時間の中で趣味を楽しむことの他に「1日3度の食事」がとても楽しみになってくるそうです♪

また、歯は「認知症」にも大きく関わってくるのです!
歯が噛んだ感覚を脳へ伝えることで刺激になり、脳が活性化されるんです!
歯がなくなって総入れ歯だと、脳への刺激が弱くなり、さらに何も噛まない流動食では脳への刺激がなく、
認知症が進行しやすくなってしまうのです!

つまり今ある歯によって、、あなたの最後の10年間がどう過ごせるか決まってくるのです!

◎歯は食べ物を噛むこと以外にも様々な役割があるのを知っていますか?

●食べ物を咀嚼する
食べ物をしっかり噛みくだき、栄養の吸収を助けるとともに胃腸への負担をやわらげます。

●食事を楽しむ
「歯ざわり」「噛みごたえ」などの感覚によって味覚を助け、食事の楽しさを広げます。

●異物をより分ける
硬い物などの異物を噛む感覚で見つけて、体内に取り込まれるのを防ぎます。

●発音を助ける
唇や舌の動きを助け、正しい発音をサポートします。

●表情を豊かにする
正しい歯並びや噛み合わせによって顎の骨の成長が促され、表情を豊かにします。

●瞬発力を生み出す
奥歯をきちんと噛みしめることで全身の筋肉のバランスが整い、瞬発力を発揮させます。

◎続いて、むし歯の原因として考えられることをお教えします!

むし歯とは、むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)が作る酸により、歯が溶かされてしまう病気です。
ミュータンス菌などのむし歯の原因となる細菌は、プラークの中に潜んでいます。
プラークとは、歯に付着する黄白色の粘着性の塊(歯垢)のことを言います。

・嚙み合わせの溝 ・歯と歯茎の間 ・歯と歯のすき間

上記のように、磨きにくい箇所にはプラークが蓄積しやすく、むし歯になるリスクは高くなります。
しかし、むし歯はプラークだけでなく、次のような複数の要因も影響しているのです。

●清掃状態
磨き残しが多いとリスクが高くなります。

●飲食
回数が多いほどリスクが高くなり、特に、砂糖の摂取回数・摂取量が多いほどリスクが高まります。

●細菌数
むし歯の原因となる細菌が、口の中に多く存在しているほどリスクが高くなります。

●唾液の分泌量
唾液には、抗菌作用や口の中の汚れを洗い流す作用(自浄作用)などがあります。
何らかの理由により唾液の分泌量が減少してしまうと、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

●唾液の緩衝能(かんしょうのう)
唾液の緩衝能とは、口の中が酸性に傾いたときに、酸を中和する能力のことです。
唾液の緩衝能には個人差があり、緩衝能が低いと酸がなかなか中和されず、むし歯のリスクが高まります。

◎むし歯の他にも口の中で起こる病気・トラブルはたくさんあります!

●ドライマウス(口腔乾燥症)
ドライマウスとは、その名の通り口の中が乾燥している状態のことを言います。
口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。また、口臭の原因にもなります。

●知覚過敏
冷たい飲食物、あるいは温かいもの・甘いものを摂取した際に、しみることがあります。また、歯ブラシや風が当たることで症状が生じる場合もあります。
原因は様々ですが、主に、歯ブラシによる歯の摩耗・歯周病(歯肉退縮による歯根露出)・歯ぎしりなどが挙げられます。

●歯根嚢胞(しこんのうほう)
歯根嚢胞とは、歯根の先に嚢胞(膿が溜まった袋状のもの)ができた状態で、むし歯が進行して神経が死んだ歯や、根管治療を行った歯などに起こります。

●歯髄炎(しずいえん)
歯髄炎とは、歯髄(神経)に炎症が起きている状態です。むし歯が進行して歯髄まで達した場合に起こります。
また、転んだりぶつかったりして歯に強い衝撃が加わった場合にも起こることがあります。

●口腔癌(こうくうがん)
口腔癌とは、名前の通り口の中にできる癌です。口腔癌の中で特に発生数が多いのは、舌にできる舌癌(ぜつがん)、次に歯肉にできる歯肉癌です。
1975年から2005年の間で3倍以上に増えています。

他にも様々な口内の病気がありますが、このような口内トラブルにならない為に普段からのケアやメンテナンスが必要なんです!

◎むし歯にならない為に、普段からの歯のケアを続けよう

自宅で出来るむし歯予防

●むし歯菌が増える前の歯磨き
甘いものに限らず、食べ物には糖分が含まれている物が多いので、食事をすればミュータンス菌が酸をつくってしまいます。
なので食事をした後は、早めに歯を磨くようにしましょう!丁寧に磨くことが大切です♪
忙しくて食後の歯磨きを短時間で済ませたいという方も、就寝前だけは時間をかけて、しっかりと歯を磨くようにしましょう!

●デンタルフロスを使おう
歯ブラシでは60%、デンタルフロスでは20%の汚れを落とすことができるんです!
歯磨きの時はデンタルフロスを先に行う習慣を付けてみてください♪

●歯磨き粉の量は多め、ゆすぎは少なめ
現在の歯磨き粉の多くにフッ素が含まれていて、このフッ素のおかげで日本人のむし歯が減ってきました。
フッ素をできるだけお口の中に残すために、歯磨き粉の量は多め、ゆすぐのは1,2回程度で味が残るくらいにすると効果的です!

●1日1回のフッ素洗口
むし歯のリスクが高い方や子供には寝る前に一回フッ素洗口を行います。また歯磨き粉の味が苦手な子供にもおすすめですよ♪

●1日3度の健康的な食事
食事は食事のたび、間食のたびにむし歯菌が酸を出し、歯を溶かします。
唾液によって溶けた歯は戻りますが、間食が多い人や、糖分の入った飲み物を常に口にしている方は歯が溶け続け、むし歯になってしまいます。
健康的な食生活をおくればむし歯は予防できます♪

●歯磨き出来ないときの簡単キシリトール
仕事や学校の昼休みに歯磨きをすることってなかなか大変ですよね。
どうしてもできないときはキシリトールガムを一粒噛んで下さい!むし歯の発生や進行を抑える効果があるんです♪

歯医者さんで行うむし歯予防

●ブラッシング方法を教わろう
ブラッシングを一度しっかりプロの歯科衛生士に教わってみるといいかもしれません。
口の中は年齢によって歯茎が下がったり、ブリッジが入ったりなどで変化します。自分の歯に合ったより効率のいい磨き方を教えてくれるはずですよ♪

●自分で磨けない部分をクリーニングして貰おう
歯ブラシやデンタルフロスで汚れが取れるのは80%までと言われています。残り20%は定期的にプロの歯科衛生士に汚れを取ってもらいましょう!
磨けていないところはプロに任せて、磨き方のアドバイスを貰ったほうが楽にブラッシングができるはずですよ♪

●フッ素塗布で歯を強くしよう
フッ素塗布は「初期むし歯を治す・歯を強くする・むし歯菌の活動を抑える」この3つの効果があり、むし歯予防には最も優れたものです!

●むし歯になりやすい溝を埋めるシーラント
乳歯や生えたての永久歯、特に6歳臼歯は溝も深く、生えている途中でむし歯になってしまいます。
シーラントは初期のむし歯を閉じ込めて活動できなくして、含まれているフッ素で歯を固くしてむし歯を治療します!
深い溝を埋めてむし歯菌の繁殖を防いでくれるのです!

 

「歯が痛くなったから歯医者に行く」のではなく、痛くなくても普段からメンテナンスとして歯医者に行くことをオススメします!

日本人は歯のメンテナンスに対する意識が低いと言われていて、
80歳の残存歯数の平均が、スウェーデン20本、アメリカ13本に対して、日本人は8~9本という統計が出ています。

同じ80歳でも、歯科受診の中心が歯のメンテナンスであるスウェーデンやアメリカは、自分の歯で食事を楽しめているのです!

みなさんも今のうちから歯を大切にして、老後になっても自分の歯で気持ちよく生活できるようにしましょう♪